−レッド系-
色見本 洋色名 和色名 系統色名 備考
1 ローズレッド 薔薇色(ばらいろ) さえた紫みの赤 『ローズ』はバラのこと
2 ワインレッド
強い赤 赤ワインの紫ががった赤
3 ストロベリー 苺色(いちごいろ) さえた赤 苺の熟した実の色
4 カーマイン 洋紅(ようこう) さえた赤 コチニール(臙脂虫の一種)を粉末にして色素のカルミンを染料として使用している
5 ポピーレッド 猩々緋(しょうじょうひ) さえた赤 ポピーの花の色
6 チェリーレッド
強い赤 熟したサクランボ(桜桃)の色
7 スカーレット 緋色(ひいろ)
思ひの色(おもいのいろ)
さえた赤 下染めをカリヤスなどで黄に染めてから、紅花の赤を重ねて混染したさえた赤
8 シグナルレッド
さえた赤 標識や信号機の赤
9 ラッカーレッド
ジャパンレッド

強い赤 ラッカーとは漆(うるし)のこと
10 ターコイズレッド 土耳古赤(とるこあか) 強い赤 セイヨウアカネ(西洋茜、マダーとも言う)を明礬媒染(ミョウバンバイセン)で染めた赤
11
銀朱(ぎんしゅ) さえた赤 銀朱は水銀、硫黄、苛性カリなどを基にした合成の朱
12 アリザリンレッド 茜色(あかねいろ) 強い赤 アカネの根で染めた色
13 シュリンプレッド
強い赤 茹でた海老の色
14
燻色(そひいろ) 深いピンク 緋色の明るい色を燻色という
15 ルビー
深い赤 紅玉(宝石のルビーのこと)の色
16
深緋(ふかひ、こひき) 深い赤 茜染による濃い緋色
17
海老茶(えびちゃ)
葡萄茶(えびちゃ)
深い紫みの赤 古くは、葡萄を『えび』と言っていました。葡萄色の赤系の色がくすんで茶色ががった色になった色
18 クリムソン 臙脂色(えんじいろ) 暗い紫みの赤 ラックカイガラムシなどから作られた赤染料が生臙脂(しょうえんじ)で、その色が臙脂色
19
蘇芳色(すおういろ) 中間で紫みの赤 スオウギの赤染料。蘇芳色とは明礬媒染(みょうばんばいせん)による赤をさす
20 ガーネット 柘榴色(ざくろいろ) 暗い赤 宝石のガーネットの色
21
樺色(かばいろ)
蒲色(かばいろ)
暗い赤 水草のカバ(別名ガマ)の穂の色。桜の樹皮を樺といいます
22
小豆色(あずきいろ) 中間で紫みの赤 赤アズキのくすんだ色
23 マゼンダ
さえた紫みの赤 減法混色の三原色のひとつ
24 ラズベリー
さえた紫みの赤 ラズベリーとは木苺のことで、その熟した実の色
25
紅花色(べにばないろ)
本紅色(ほんべにいろ)
紅色(べにいろ)
呉藍(くれあい)
韓紅(からくれない)
唐紅(からくれない、とうべに)
さえた紫みの赤 紅花の花の色は橙みの黄で、紅餅にしてから染められた赤をベニバナの花にちなんで紅花色といいます
26 アメジスト
深い紫みの赤 宝石のアメジスト(紫水晶)のような色
27 アザレア 躑躅色(つつじいろ) 暗い紫みの赤 ツツジの園芸種アザレアの花の色
28 バーガンディ
深い紫みの赤 ワインレッドのような紫みの赤で、濃いめの色をバーガンディという